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【大学生の基本】履修登録のヒント5選!!

粗品さんのYouTubeより引用*1

新入生の皆さん、合格おめでとうございます。A+つくば運営チームです。

A+つくば運営チームでは毎週金曜日20時に新入生の皆さんへお役立ち情報を発信してきました! 今回が最終回となります。今までありがとうございました!!

いままでの記事は こちらです。
まだ読んでない記事がある方はぜひ目を通してみてください!!

そして、最終回(第17回)の記事は「【大学生の基本】履修登録のヒント5選!!」です! 新入生の皆さんがはじめにぶつかる大きな壁「履修登録」のヒントをお送りします。

Hint1: 履修登録は一人でやらない

1つ目のヒントは、「履修登録は一人でやらない」というお話です。

単位数だけが卒業条件ではない

大学では一般的に124単位程度を取得すると卒業可能であるといわれています。 しかし、実際には124単位を取得すれば卒業できるわけではなく、履修要覧に示された各学類の卒業条件を満たさなくてはなりません。

筑波大の卒業条件は非常に複雑であり、 履修計画に一人取り組んだ場合、思わぬミスで必修科目の履修漏れが発生し、留年してしまうかもしれません。 そのため、同じ学類の友人と一緒に、あるいは先輩の助言を受けながら履修を組むのがおすすめです。 先輩の場合はどんな講義が楽かも知っていますので、きっと力になるでしょう。

特に、総合学域群生は、自分が希望する学類への移行を実現するために計画的に緻密な履修を組む必要があるといわれています。 履修計画の難易度が格段と高くなっていますので、頼れる仲間・先輩を見つけるが吉です。

また、教職・司書などの資格取得希望者も要注意です。単位取得が条件の資格取得を目指す場合は、資格を取らない学生とは異なる履修計画が必要になります。

履修計画、誰に相談すればいい?

しかし、同期はともかく、頼れる先輩を見つけるのは大変です。 サークルやSNSで見つけられるかもしれませんが、先輩方も忙しいですし、込み入ったことは聞けないかもしれません。

そんな場合は筑波大学図書館の「学生サポートデスク」の利用がおすすめです。

www.tulips.tsukuba.ac.jp

学生サポートデスクは、大学院生のLA(ラーニング・アシスタント)の先輩方が履修相談をはじめ、 レポートの書き方や勉強の仕方を1対1で教えてくれるというサービスです。 事前予約もできますので、ぜひ活用してみましょう。

また、手前味噌ですが、A+つくばも履修計画に役立つこと間違いなしです。 A+つくばは筑波大生向けの匿名掲示板で、特定の講義に関する質問や、履修計画を含めた雑談が可能です! ぜひ、活用してみてくださいね。

Hint2: 自分の興味や楽単を優先させすぎない

2つ目のヒントは、「自分の興味や楽単はある程度我慢しよう」というお話です。 実は、1年生や2年生の間はそこまで履修の自由度は高くありません。 1年生や2年生の内に取るべき科目・取らないといけない科目が学類によって決められており、 基本的にはそれに従うことになります。

自分の興味ある科目より必修を消化しよう

1年生には学類共通で、以下のような必修科目があります。

また、学類ごとに「1年生の間に取らないといけない科目」や「取るべきとされている科目」があります。

履修要覧では、4年間の内に取ればいいとされている科目であっても、他の必修科目との兼ね合いで、 実際には取る学年が固定されているものもあります。この辺りは学類の人間でないと把握していないことが多いです。

このように、1・2年生のうちはあまり時間割に空きがありません。そのため、履修組みは、

  1. 必修科目を時間割にすべて入れる(標準履修年次を参考にしましょう)
  2. 空いているコマに学類の専門基礎科目を入れる(学類ごとに取得するべき数・条件が異なります)
  3. それでも空いているコマに好きな他学類の講義を入れる

といった感じで行うのがおすすめです(特に理系)。自分の興味ある科目はまず我慢して、必修科目を入れましょう。 しかし、無理は禁物、春学期に講義を詰め込まないことも大切です。

楽単は後に取っておこう

楽単の取りすぎにも注意です。楽単には限りがありますので、1・2年生で楽単を取りすぎると、 就活や研究で忙しい3・4年生に取れる講義が楽でないものばかりになってしまいます。

また、1・2年生のうちに楽でない講義を経験することは、レポートの執筆能力や探求能力を大幅に高めることができ、 卒業研究などで大きな力になります。楽をしないことは成功への近道ですので、真面目に履修を組みましょう。

しかし、奨学金や大学院への推薦などの関係で、良い成績が必要なのは事実です。 そこで、個人的なアドバイスをいたしますと、 履修を組む際には、楽かどうかではなく、「成績評価方法を分散させる」のがおすすめです。 大学の成績評価には、

  • 期末試験
  • 期末レポート
  • 授業毎の小テスト
  • 授業毎のレポート

など様々なタイプがありますが、履修している科目が全部期末試験ありだったり、 逆に全部期末レポートだったりすると、特定期間に負荷が集中してしまい良い成績を取ることが難しくなります。 成績評価方法をいい感じに分散させるのがおすすめです。

また、「A+つくば」の活用もよい成績を取るための近道ですよ(ダイレクトマーケティング)!!

Hint3: 事前登録科目に注意

最も恐ろしいのがこの事前登録です。

1年生では、多くの必修科目が事前登録の対象となっており、履修登録締切以前の事前登録締切までに事前登録を行わなければ、 履修登録できません。 また、事前登録科目の中には、抽選があるものもあり注意が必要です。

事前登録のやり方や期限、対象科目は学類や科目ごとに異なりますので、情報をキャッチアップし続けることが大切です。 高校までと違い、大学は学生を放置していますので、「知らなかった」となっても助けてくれないことが多いです。

大学からのメールやTWINSの掲示を毎日チェックすること・・・そして情報をシェアしてくれる友人を持つことが大切です。

Hint4: 移動時間も考慮しよう

履修を考えるうえで盲点になりがちなのが「移動時間」です。

例えば、筑波大学の第3エリアから春日エリアは約2kmほど離れており、休み時間の15分では到底移動できません。 教室移動が現実的な時間割かどうか、見直して考えてみましょう。

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aplus-tsukuba.hateblo.jp

シラバスに書かれている教室名は「建物名+教室番号」となっていますので、ここから建物名前がわかります。 例えば「3A201」は3A棟の201教室ということです。建物名がわかれば、キャンパスマップやえりたんなどで、教室間の移動時間を把握することができます。

学群の講義を履修する場合は、移動時間も意識してみましょう。

Hint5: kdbもどきやTwin:teを活用しよう

5つ目のヒントは、「履修計画の際にアプリを活用しよう」というお話です。 同じコマに複数の科目を登録することはできませんから、履修を組む際には時間割表とシラバスを睨めっこすることになります。 このヒントではそんな作業を効率化する方法を紹介します。

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kdbもどきを使った履修組み

make-it-tsukuba.github.io

kdbもどきは、筑波大学の学生が開発したシラバス検索・履修組み支援のWebアプリです。 細かい条件で科目を検索し、科目をブックマークすることで、時間割を仮に組むことができます。 シラバスと時間割表を合体させているので、複数の資料を参照しながら作業する必要がなく非常に便利です。

kdbもどきで履修を組んだ後は、TWINSで正式に履修登録をすることを忘れないようにしましょう。

Twin:teも便利です

www.twinte.net

kdbもどきはシラバス検索に重きを置いたアプリでしたが、Twin:teは時間割に重きを置いたアプリです。 履修組みを済ませた後、春学期の授業が始まってからも時間割アプリとして使えます。

こちらも筑波大生必須のアプリとなっていますので、ぜひインストールしておきましょう。

終わりに

というわけで、今回の記事では簡単に「履修登録のヒント」をお送りしました。 まあ一番大事なのは、冒頭のサムネイル画像で粗品さんがツッコんでいるように、「履修登録を一人でやらない」ことです。 友達と仲良く履修計画にチャレンジしてみましょう!!

それもわからない、楽単を知りたい、匿名で訊きたいことがある、そんな時は「A+つくば」をぜひ活用してみてください。

「A+つくば」は大学の課題を効率よく十分な品質で提出することができない (A+が取れない!!)問題を解決したい、筑波大生専用の匿名学習支援SNSです。講義で出された課題が解けないとき、匿名でチャットして相談しあうことができます。

www.aplus-tsukuba.net

ぜひ、ご活用ください!!

この記事をもって、A+つくば運営からの新入生情報発信は最終回となります。 12月の推薦入試合格発表から4カ月にわたり毎週記事を投稿させていただきましたが、お役に立ちましたでしょうか? もし、感想などありましたら、雑談スレッドに書き込んでいただけると嬉しいです!

皆さんが充実したつくばライフを送れることを、A+つくば運営チーム一同応援しています!

<担当>
A+つくば運営チーム
記事執筆:takumi1001
サムネ:粗品さん